何度やっても忘れるので、まとめておきたいと思います。

Google Mobile Ads SDK の機能

Google Mobile Ads SDK を利用することで、以下の機能を実現できます。

1. バナー広告: アプリの画面下部や上部に小型の広告を表示します。
2. インタースティシャル広告: アプリ内の遷移時に全画面広告を表示します。
3. リワード広告: ユーザーが広告を視聴することで、アプリ内の特典を提供します。
4. ネイティブ広告: アプリのデザインに自然に溶け込む形で広告を表示します。

さらに、以下の機能もサポートされています。

• 広告の読み込み、表示、ユーザーのクリックやインプレッションのトラッキング: 広告のパフォーマンスを詳細に分析できます。
• 広告ユニットの設定と管理: AdMobアカウントで作成した広告ユニットをアプリに組み込むことができます。

1. PodfileにGoogle Mobile Ads SDKを追加

まず、Google Mobile Ads SDKをプロジェクトに追加します。Podfile に以下の行を追加し、pod install コマンドを実行します。

pod 'Google-Mobile-Ads-SDK'

これにより、Google Mobile Ads SDKがプロジェクトにインストールされます。

2. SDKの初期化

次に、アプリ起動時にSDKを初期化します。通常、AppDelegate の didFinishLaunchingWithOptions メソッド内で初期化処理を行います。以下のコードを AppDelegate.swift に追加します。

import GoogleMobileAds

@UIApplicationMain
class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate {
    func application(_ application: UIApplication,
                     didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [UIApplication.LaunchOptionsKey: Any]?) -> Bool {
        // Google Mobile Ads SDKの初期化
        GADMobileAds.sharedInstance().start(completionHandler: nil)
        return true
    }
}

3. 広告の表示

最後に、AdMobで作成した広告ユニットIDを使用して、アプリ内で広告を表示します。例えば、バナー広告を表示するには、以下のようにコードを追加します。

import GoogleMobileAds
import UIKit

class ViewController: UIViewController {

    var bannerView: GADBannerView!

    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()

        // 広告ユニットIDを指定してバナー広告を初期化
        bannerView = GADBannerView(adSize: kGADAdSizeBanner)
        bannerView.adUnitID = "ca-app-pub-XXXXXXXXXX/YYYYYYYYYY" // ここに広告ユニットIDを入力
        bannerView.rootViewController = self
        bannerView.load(GADRequest())

        // バナー広告を画面に追加
        view.addSubview(bannerView)
    }
}

このコードを使えば、指定した広告ユニットIDを使ってバナー広告を表示することができます。