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Sandbox : bash(4189) deny(1) file-write-create Sandbox のエラーが出た時の対処法

突然”Sandbox: bash(4189) deny(1) file-write-create ”というエラーが出たので、対処方法についてまとめます。

Sandboxの基本概念

  • Sandboxingは、アプリケーションがシステム内の特定のリソースのみアクセスできるように制限するセキュリティ機能です。
  • アプリケーションは、自身のサンドボックス内でのみ動作し、システムや他のアプリに影響を与えることなく、安全に実行されます。

Sandboxエラーが発生する主な原因

不適切なファイルパスへのアクセス: アプリがサンドボックス外のファイルやディレクトリにアクセスしようとする場合。

権限不足: プライバシーに関わるデータやリソースにアクセスする際に、必要な許可がInfo.plistやアプリ設定で適切に設定されていない場合。

ネットワークリソースへのアクセス制限: サンドボックス内で許可されていないネットワークリソースにアクセスしようとした場合。

外部APIの使用に関する設定不足: 例えば、Google Mobile Ads SDKのような外部SDKを使用する際に、適切な初期化や設定が行われていない場合。

対処法

色々試してみたのですが、Build SettingのUser Script SandboxをNoにすることで、エラーは解消しました。

これは、ビルドフェーズの「ユーザースクリプト」がサンドボックスの制約を受けずに実行されることを意味します。ということは、セキュリティ面で問題が生じるのではないかと思ったところ、調べてみたら、、、

やはり、

サンドボックスを無効にすることでセキュリティリスクが増加するとのことでした。

ということで、特に必要でない限り、この設定はYes(デフォルト設定)にしておいた方が良いところです。

 

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